STORY: 愛すべき日本の豚、可愛豚

「有難豚(ありがとん)」の中には、様々な豚の品種がいます。現在、保持しているのは以下の血統(原産国)です。
・可愛豚(日本)
・英国黒豚(イギリス)
・中ヨークシャー(イギリス)
・ランドレース(デンマーク)
・デュロック(アメリカ)

その中でも、「可愛豚(かわいいぶた)」は、東北の希少地豚です。

かつて、アジアの多様な気候の中で進化してきた豚の中から、日本の四季と自然環境に適応した豚がいました。

この東北の希少地豚は、生命力が強く、どんな環境下でも健康に育ち、気候変動や天変地異などの自然災害を乗り越える力をもっています。
ただし、回転率と肉量を重視され生後6ヶ月で出荷される一般的な企業豚とは異なり、小柄で飼育期間が長く2〜3年かけて育ちます。
その為、現代の大規模畜産には参入せず、今も東北の人々と小さく豊かに暮らしを支え合って、共に長い歴史を刻んでいます。

 

「可愛豚」は、類い稀なる生きる強さと、過酷な状況下では草木をも消化する能力、大人しく強く清潔好きで、人に寄り添う動じない心を持っています。

肉質は、赤身は弾力がありながら柔らかで旨味が濃く、大理石のような肉模様は鮮やかなローズレッドで、その美しさに目を奪われます。         
脂身は、甘く透明感があり、触れるとサラサラと雪のように溶けます。臭みはなく、特に、料理した際の豚肉の香りに優れた特徴を持っています。

 

私たちは、既存の市場流通では決して出会えないこの豚を守り、未来へとつなげていきたい。

ぜひ、みなさん、私たちと一緒に守り育てていきませんか。